「大人」ということ
大人の持ち合わせて然るべき「常識」「良識」って、
これという正解はなくて、
要は「これが私です」と強い意志を持って、
それに対する責任と説得力を持つことなのかも。
ずっと、
かくあるべき「正しい大人像」
を追い続けていたけれど、
自分に自信と責任を持つこと、それこそが大人なのだなと。
良いも悪いもなく、
これまで生きてきた経験と知識が年輪のように折り重なってその人を作り上げているだけのことで、
経験を積めば処世術も学ぶし人との接し方も学ぶから、だから自ずと、いわゆる「大人像」ができる。
だから、こうでなきゃいけないなんてことは何一つないはず。そこに縛られてはいけないはず。
逆に、
表面的には「常識ある人」を上手くやってても、
自分の考えに基づいて生きていなければそれは他人に流されてるのと一緒で。
だからこそ「〜ねばならない」の枠から出て、「自分」で生きて考えて選び取ることが大事。
もしそれが多くの人には受け入れてもらえないとしても、自分の力で悩み苦しんで出した答えならば自身を持てる。
人と違う考えならそれは個性だから。
まぁ、とはいえ結局は、同じ社会に揉まれていれば自ずと同じ価値観を抱くだけのことなのかも。
それが、「大人の常識」なのかも、ね。